青木 陽VIEW PROFILE →
2026年、折りたたみスマホがついに本流へ。ピクセル11登場と噂の折りたたみアイフォンを正直に語る
グーグルがピクセル11シリーズを投入し、アップルも初の折りたたみアイフォンを準備すると噂される2026年。折りたたみスマホがいよいよ主流になろうとしている今、実際の使い心地を重視する立場から、この大きな流れを正直に整理してみます。
新しいスマホやガジェットを実際の使い心地から正直にレビューしている立場として、二〇二六年は特別に面白い年になりそうだと感じています。というのも、長らく一部のマニア向けと見られてきた折りたたみスマホが、いよいよ本当の意味で本流になろうとしている気配が、この夏から秋にかけて一気に濃くなってきたからです。
きっかけのひとつは、グーグルが八月十二日に投入したピクセル十一シリーズです。無印のピクセル十一と上位のピクセル十一プロに加えて、折りたたみモデルが用意されており、グーグルが折りたたみを一部の実験ではなく、きちんとした製品ラインの一員として位置づけていることがはっきりと伝わってきます。
ピクセル11が示した方向性
噂されている仕様を見ると、全モデルが有機ELディスプレイを採用し、台湾のTSMCが誇る二ナノメートル世代のプロセスで作られた新しいテンサーG6チップを搭載するとされています。もちろんこれは正式発表前の情報ですが、本当なら処理性能と電力効率の両面で、かなり大きな進化が期待できることになります。
私が特に注目しているのは、折りたたみモデルが特別な高嶺の花ではなく、通常のシリーズと同じ世代の中に自然に組み込まれている点です。これは、折りたたみがもはや珍しい飛び道具ではなく、普通の人が普通に選ぶ選択肢のひとつになりつつあることを、静かに物語っていると思うのです。
ただし、正直なレビュアーとしては浮かれすぎないようにも心がけています。折りたたみは画面の折り目や本体の厚み、そして耐久性といった、従来のスマホにはなかった課題を抱えており、カタログの華やかさと日々の使い心地が必ずしも一致しないことを、これまで何度も経験してきたからです。
アップルはどう動くのか

そして今、最大の焦点となっているのが、九月に予想されているアップルの動きです。アイフォン十八プロと十八プロマックスが登場する見込みですが、アップルはまだ発売日を公式には認めておらず、恒例の秋の発表を業界全体が固唾をのんで待っているという状況が続いています。
さらに大きな話題が、アップルが初の折りたたみアイフォンを準備しているという複数の報道です。もし本当なら、アイフォン十八プロの系列と並んで九月に投入される可能性もあると噂されており、これは折りたたみ市場全体にとって、間違いなく大きな転換点になるはずです。
噂されるアイフォン十八プロの仕様には、新しいA20系のチップや小型化されたダイナミックアイランド、強化されたメインカメラ、次世代のC2モデムなどが挙がっています。ただ、いずれもアップルが公式に認めたものではないため、私は現時点ではあくまで期待を込めた予想として受け止めています。
折りたたみ競争の全体像
視野を広げれば、いまやほぼすべての主要メーカーが折りたたみ端末を持っているか、参入の準備を進めているのが二〇二六年の姿です。モトローラやオナー、ファーウェイ、そして複数の中国メーカーが、より薄く野心的な端末を競い合い、中には二回折りたためる機種まで登場しています。
こうした競争は、価格の低下と品質の向上という形で、最終的には私たち使い手に恩恵をもたらしてくれるはずです。各社が本気で折りたたみに取り組むほど、折り目や耐久性といった弱点も着実に改善され、いつか本当に当たり前の道具になっていくのだろうと期待しています。
結論として、二〇二六年は折りたたみスマホが本流へと駆け上がる節目の年になると私は見ています。とはいえ、大切なのはあくまで実際の使い心地です。発表の華やかさに流されず、手に取って何日も使ってみてから、この新しい形が本物かどうかを、これからも正直にお伝えしていくつもりです。






